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CASE4 楽しみながらできる運動会の撮影
運動会!
一年のなかで、ポケットe-movieがもっとも注目を集める日かも知れません。
徒競走
運動会を楽しく撮ろう!

ぶっつけ本番の一回勝負。
お父さんやお母さんはカメラを片手に緊張しまくり… でも、その割に思っていたようには撮れないし、大体、撮ることにばかりに気を使って、運動会そのものを楽しめなかった。そんな経験のある方も多いはずです。

運動会を楽しみながら、そして、じょうずに撮れるテクニックがあるとしたら… ちょっとした頭の切り替えと基本テクニックが、運動会ビデオを思いっきり楽しいものにしてくれます。



 運動会に自分も参加しよう!


楽しみながら運動会を撮る第一のポイントは、自分も運動会に参加する気持ちで撮ることです。

何も押し黙って、じっと自分のお子さんだけを追いかけている必要は無いのです。撮影しながら大声で応援して、その声がテープに記録されても構いません。思わず出た応援の声は臨場感そのもの。数年経って、その映像を見直した時、きっと貴重な思い出として家族みんなで楽しめるでことでしょう。


走る子供
騎馬戦

思わず応援したくなる瞬間



 自分も登場人物の一人!


もう一点は、撮る側だけに徹しないことです。

考えてみれば、運動会は家族の一大イベント。
その記録映像に、お父さんなり、お母さんなりが、まったく登場しない方が不自然なのです。夫婦で、応援しあっている姿をお互いに撮り合っても良いのです。家族が参加する競技も、恥ずかしがらずにしっかり撮りましょう。
チャンスがあれば、子供たちに撮ってもらうのも良いでしょう。

記録ビデオと言っても、ニュース映像を撮っているのではありませんから、『撮る』『撮られる』という行為も、思いっきり楽しんじゃおう!というワケです。こんなところから、家族の新しいコミュニケーションが広がれば最高です。


お父さんと話す子供
お母さんもお手伝い
さりげないワンカットが、数年経ったら思い出の瞬間になります。
家族の参加競技もしっかり押さえましょう。


 運動会のための基本テクニック1=フォローショットが基本

それでは、運動会を撮影するために必要ないくつかの基本テクニックを紹介していきましょう。
ちょっとしたことですが、これだけ理解しておけば、格段に見やすく、楽しい映像が撮れます。

まず、運動会では被写体の動きに合わせたパンニングによるフォローショットが基本だと理解してください。
フォローショットとは、被写体の動きを追ってカメラを振りながら撮影する方法です。被写体が動き回るのですから、当然と言えば当然ですが、なかなかこれが出来ません。

注意すべきなのは、主役(あなたのお子さん)以外のものに気を引かれて、意味のないパンニングをしないことです。とにかく、主役を画面から逃がさないように頑張りましょう。そのためには、運動会全体のプログラムを確認しておくことと、競技ごとの流れを予測する心構えが必要です。

パンニングの際に注意したいのは、同時にズーミングを使わないことです。理由は、パンニングしながらのズーミングは、どうしても不安定になりがちだからです。ズームスイッチに指をかけるのは、サイズを変える時だけと心がけましょう。
撮影塾・基礎編「パンニングとズーミングの基本」参照)

リレーその1
リレーその2
リレーその3
パンニングによるフォロー撮影が基本です。


 運動会のための基本テクニック2=サイズにメリハリをつけよう!


次に大切なのは、サイズにメリハリをつけて撮ることです。
フォロー撮影では、フルショットよりも寄ったサイズが中心になりますから、広いサイズ(ロングショット)は、安定したフィックスか、状況を見せるためのゆったりとしたパンニングで撮るべきでしょう。
運動会ロングショット
数多くはいりませんが、ロングショットは必ず撮っておきましょう。

寄ったサイズと広いサイズの切り替えが、映像にテンポを与えます。寄ったサイズだけでは、見ていて息苦しくなるし、広いサイズばかりでは、飽きてしまうのです。
撮影に熱中してしまうと、どうしても寄ったサイズ中心になりがちですから、時々冷静になって、広いサイズを撮っておきましょう。

ただ、カット数としては、一つの競技につきロングショットがワンカット有れば十分ですから、広いサイズを撮るために、あまり時間を割く必要は有りません。



 運動会撮影の強い味方=一脚


たくさんのお父さんやお母さんがカメラを構える運動会では、満足のいくカメラポジションを見つけるのがまず大変です。さらに、カメラ位置の指定をされている場合も多いことでしょう。

こんな時に強い味方となるのが一脚です。
液晶モニターを少し下に向けて、スルスルと上に延ばせば、簡単にハイアングルの映像が撮れます(後ろの人の邪魔にならないようにだけ注意してください)。また、アイレベルの撮影でも、一脚を使えば安定度抜群です。

整列する子供たち
手を振る子供
ハイアングルはお手のもの。
望遠側を使っても、一脚を使えば、かなり安定します。


 運動会は運動会だけではない!?


「運動会は開会式で始まり、閉会式で終わる」と思いこんでいませんか?確かに学校の行事としての運動会はそうなのですが、『家族にとっての運動会』はどうなのでしょうか?

少なくとも、その日の朝、緊張して早起きしてしまう子供たちの姿から、『家族にとっての運動会』は始まっています。お弁当作りも始まっているはずですね。そんな所から、少しずつ映像を撮っていけば、必ず楽しい運動会ビデオになります。ただ、あくまでも本題は学校の運動会ですから、朝の自宅の様子は、短めに撮っておけばよいでしょう。

そして、運動会ビデオのラストカットは?
閉会式で終わっても良いし、子供たちに一日の感想をインタビューして、その顔で終わっても良いでしょう。しかし、それで終わりでは、もったいないのです。もう一頑張りです!

動画を撮る合間に撮っておいた静止画をメモリーカード(GR-DVP3などの場合)からパソコンに移すのは、USB接続で簡単!動画から決定的瞬間の静止画を抜き出すこともできます。これらの静止画をおじいちゃん・おばあちゃんにe-mailで送ってあげれば、大喜びされること請け合いです。

ポケットe-movieなら、テープに記録した動画をMPEG4圧縮でファイルサイズの小さな動画にして、メモリーカードに記録することもできます。これを使えば、動画メールだって簡単にできてしまいます。

せっかくだから、ポケットe-movieの機能をフル活用して、e-Communication、e-Lifestyleの時代を楽しみましょう!運動会は、そんなトライをしてみるには、絶好のチャンスです。

家での子供の様子
お弁当
ゴール
なぜか朝からはしゃぐ息子。
お弁当だって立派な記録映像に!
動画から抜き出した決定的瞬間!

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