SchoolDV プロフェッサーMのポケットe-movie教室
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プロフェッサーMのe-movie撮影塾・基本編
これだけ覚えればOK!


Lesson5気軽に手持ちで

縦型ムービー(ポケットe-movie)の最大の利点は、容積が小さいので、ポケットやバッグに入れてどこへでも持ち歩けることです。特に撮影する目的がなくて持ち歩いて、何か面白いこと、興味深いことを見つけたら、その場で撮ってしまう。そんな気軽な楽しみ方ができます!


携帯性が『瞬間を見逃さない』ことにつながる

例えば通勤途中、バッグの中にいつもポケットe-movieを入れて歩く。季節の変わり目にだけ見ることのできる自然の変化を時々、それも数カット撮っていくだけでも、一年頑張れば素晴らしい作品になります。こういったメモ撮りの積み重ねは、プロにはできない技。携帯性の良い縦型ムービーならではです。

また、ポケットe-movieをいつも手元に置いておけば、ちょっとした努力、例えば、家族の中で一番早起きをするだけでも貴重な映像を撮ることができます。

ポケットe-movieを『自分の眼のように、瞬間を見逃さないカメラ』として使いこなせれば最高なのです。

紫陽花
リス
布団の上の子供
季節の移り変わり
動物
早起きカット?

縦型だから手持ちが安定する

今や、デジタルビデオカメラは小型が主流。撮影もほとんどが手持ちになっています。この手持ち撮影で、実は縦型ムービーの利点が発揮されます。それは、重心が低いので手持ちで安定させやすいからです。液晶モニターを開いていてもバランスを崩すことなく撮影できます。

カメラを頭上に差し上げるハイアングル撮影でも、低い位置に構えるローアングルの撮影でも、構えやすさは大切です。持ちやすい縦型ムービーなら、液晶モニターの自由度も生かして、大胆なカメラアングルが選べるのです。

撮影するプロフェッサーMその1
撮影するプロフェッサーMその2
撮影するプロフェッサーMその3
     

カメラの高さも大切に!

あなたはいつも、どんな高さにカメラを構えていますか?
もっとも楽な構え方は、ファインダーや液晶モニターを自分の眼の高さにして撮影するアイレベルのカメラポジションです。アイレベルのことを映像業界では目高(めだか)などとも呼びますが、まさに、目の高さから撮ることを意味しています。

アイレベルで撮った映像は、安心感があります。それは、私たちが日常見ている印象に近い形で風景や人物を見せてくれるからです。しかし、アイレベルのカットは、変化に乏しい、迫力を出しにくいといった弱点を持っているのも確かです。

一方、カメラアングルに変化を付けたカットが数カットあるだけで、作品の緊張感や楽しさは飛躍的に大きくなります。カメラアングルの変化は、映像にメリハリを与えるのです。

例えば、人物のクローズアップは普通、カメラを目の高さに構えるカメラアングル=アイレベルで撮ります。しかし、ちょっと発想を変えて、低いカメラポジションから撮るローアングルで人物のクローズアップを狙うと、これはこれで迫力のある映像になります。
また、クローズアップをハイアングルで撮ることは少ないですが、ここぞ!というポイントでは楽しいテクニックになります。
ハイアングルがロングショットに向いているのは確かですが、クローズアップをハイアングルで撮ってはいけないという決まりはないのです。被写体の表情がより魅力的に見えること。それがすべてに優先すると考えてください。


アイレベル
アイレベルで撮った画像
アイレベルで撮影しているところ

ローアングル
ローアングルで撮った画像
ローアングルで撮影しているところ

ハイアングル
ハイアングルで撮った画像
ハイアングルで撮影しているところ

 


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