プロフェッサーMのデジタルハイビジョンセミナー
ハイビジョンで撮る!
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16:9の高精細画像を生かす
16:9の高精細映像を生かす

デジタルハイビジョンでは、16:9の画面サイズへの採用によって、より人間の視覚に近い映像世界を作り上げています。 また、750P(1280 x 720ピクセル)という高精細画像が、今までに ない鮮明さで、被写体の魅力を私たちに伝えてきます。「人間の目よりも良く写るという」という 表現をする人もいますが、それはあながち大げさな言い方ではありません。クローズアップでの細部の表現力、ロングショットでのきめ細かい再現性、どれを取っても従来のビデオカメラの常識を大きく越えるものになっています。

花
クローズアップでは生命力や季節感が存分に描写できる
小道
ロングショットでは光と陰の微妙なバランスを細部まで表現
 
三日月
テレコン無しで三日月がここまで写った!

上の静止画をクリックすると、実際にデジタルハイビジョンムービー・HD1で撮影した動画からキャプチャーした静止画をフルサイズでご覧いただけます。

まずは体験、ハイビジョン!
HD1で撮影した映像を一般のパソコンで表示できるようにMPEG2PS(720x480ピクセル)にダウンコンバートした映像をご覧いただくことが可能です。

下の写真を右クリックしてダウンロードしてご覧下さい。 インターネットエクスプローラーでは「対象をファイルに保存」、ネットスケープでは「リンクターゲットに名前を付けて保存」です。

MPEG2PS
「夕焼け」
(10.1MB)
MPEG2PS
「菖蒲」
(10.1MB)
MPEG2PS「夕焼け」
MPEG2PS「菖蒲」

今までの常識を破る16:9の高精細画像は映像作りにどの様に反映できるのか、また、どう生かしていけるのか、さっそく考えていくことにしましょう。
ロングショットでは上下に無駄のない緊張感のある構図が得られる

16:9の画面サイズは、横に広がった風景に対して、大変有効です。4:3では空や地面を大き く入れざるを得なかったロングショットに緊張感を持たせることができます。ひとことで言えば、フレームの中に無駄な部分が少なくなります。

また、デジタルハイビジョンによる高精細のメリットがありますから、従来よりも一回りから二回り広い画にしても、細部が認識できます。

16:9のロングショット(HD1による撮影)
4:3のロングショット(DVCによる撮影)
16:9のロングショット(HD1による撮影)
4:3のロングショット(DVCによる撮影)

ロングショットのパンニングもデジタルハイビジョンの魅力が生きるカットです。
16:9は横長 だからパンニングは必要ないという考え方は間違いです。横に広いからこそ、その広がりを目一杯表現したいのです。パノラマのような広がりを持つロングショットのパンニングに、ぜひ挑戦してみてください。
Streaming Movie
ロングショットのパンニング 「海」
(700Kbps/ブローバンドのみ対応)
ストリーミングムービー「海」
デジタルハイビジョンムービーHD1で撮影した映像をストリーミング用にダウンコンバートしていますので、本来の画質ではありません。
リアルワンプレーヤー
ストリーミング映像を再生するためには、Real One Playerが必要です。
クローズアップの考え方が変わる

16:9の画面比を採用することで、従来、人物に寄りきる印象だったクローズアップで左右に余裕ができ、人物が置かれている状況を伝えることができるようになりました。4:3に比べると両サイドへの気配りが必要になりますが、より凝った構図でクローズアップを撮ることが出来ます。

また、高精細画像が被写体の魅力を余すところなく伝えてくることも事実です。肉眼では見えないような細部の魅力が、ついにアマチュア用ビデオカメラで表現できるようになったとも言えます。

16:9のクローズアップ(HD1による撮影)
4:3で撮った花のクローズアップ(DVCによる撮影)
16:9のクローズアップ
(HD1による撮影)
4:3で撮った花のクローズアップ
(DVCによる撮影)

微細な表情の変化をとらえた瞬間(HD1による撮影)
動物の毛並みのツヤまで・・・(HD1による撮影)
微細な表情の変化をとらえた瞬間
(HD1による撮影)
動物の毛並のやツヤまで・・・
(HD1による撮影)
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