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文教の広場

業務用システム製品

文教の広場納入事例

教室マイク制御システム

同志社大学 様
(京都府京田辺市)

教室からの制御に加え、各教室の使用状況の管理も可能に


京田辺校地正門
京田辺校地正門
マイク調整室の配信制御機器
マイク調整室の配信制御機器

2006年4月は、同志社大学様の京田辺校地(学生数約13,000人)が開校して20周年に当たります。それに先立ち2005年10月、京田辺校地開校以来利用されてきた同志社大学様独自のマイク制御システムが全面改修されました。

同志社大学様の京田辺校地では、教員の負担を軽減する目的で、全教室のマイク設備ON/OFF、マイク音量等の制御を、専任スタッフが常駐するマイク調整室で集中制御していました。しかし、専任スタッフへの負担や後継者等の問題があり、システムが時代にそぐわなくなってきたことから、長年利用されてきたマイク制御システムに変わって今回新システムの導入に至りました。


また、同志社大学様の京田辺校地には、2003年9月にオープンした情報分野の教育・研究活動の一大拠点である『情報メディア館』『ローム記念館』の2つの施設があり、情報メディア館の情報処理実習教室にも当社のAV制御システムが納入されています。


マイク調整室の教室管理用PC
マイク調整室の教室管理用PC
教卓(制御機器を収納)
教卓(制御機器を収納)
教室マイクカード
教室マイクカード
マイク装置
マイク装置

1.システムの概要

従来のシステムでは、マイク設備のON/OFFや、マイク音量の調節、録音の操作は、すべてマイク調整室の専任スタッフの手により遠隔制御で行われていました。日曜日や祭日などに開催される学会や講演のときなど、専任スタッフが不在のときは、機能させるのに苦労することがありました。

新システムでは、専任スタッフがマイク調整室にいなくても、『教室マイクカード』(ICカード)を使うことにより、教室で教官がマイク設備等の授業環境を制御できるようになりました。また、各教室の動作状況をLANで外部送信することにより、制御用PCや配信制御機器を通じて各教室の環境、配信状況がすべてチェックすることも可能となりました。

また、将来への拡張機能として、映像・音声の一斉配信や、各教室からの映像・音声のネットワーク配信が可能になっています。


2.主な機能と特長

  • ICカードにより、各教室からシステム運用が可能。
  • 教室では、教卓内に必要な機器をすべて収納。
  • 教室環境をデジタル対応にしたことで、ヒヤリング試験のときなど、今までにないクリアーな音声で試験問題等を聴くことが可能に。
  • 各教室の運用状況や動作を、配信制御機器や制御用PCの両方で管理が可能。
  • 配信制御機器や制御用PCから、各教室のシステム起動やシステム終了が可能。
  • 将来的には映像・音声の一斉配信や、各教室からの映像・音声のネットワーク配信が可能

同志社大学 総合情報センター 情報メディア 西野哲史様のお話

京田辺校地で導入する前、2002年度に今出川校地で同じシステムをスタートさせ、2003年度、2004年度と順次整備していき、2005年度に京田辺校地にも導入しました。

システムを新しくしたのには、いくつかの理由がありますが、大きかったのは、専任スタッフの問題です。日曜日等に学会や試験があったりすると、常にスタッフが常駐しなければならず、大きな負担をかけていました。また今後も高度な技術を持ったスタッフを確保することが難しくなってきました。

今回の導入で、学会や試験の際、『教室マイクカード』さえあれば各教員が教室で個別にマイクシステムの起動・終了・音量調整、録音をすることができる自由度の高いシステムを構築することができたと思います。