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ハイビジョンで撮る!
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ハイビジョンで繋ぐ(1)
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ハイビジョンで繋ぐ。(3)

音楽やナレーションを入れる

映像に音楽やナレーションなどの音声を追加する場合には、アクセサリーキットのCD-ROMに含まれるAudio converterを使って、音声ファイルをAudio のみのMPEG PS ストリームファイル(拡張子=mpg)にエンコードしておく必要があります。

音声ファイルのエンコード
音声ファイルのエンコード

元になる音声ファイルとしては、WAVE ファイル(拡張子=wav)、MP3ファイル(拡張子=mp3)などが使用できます。
ここでは、音楽を入れる場合を想定して説明を進めましょう。
編集済みの映像とエンコード済みの音声ファイルをビンウィンドウに登録し、映像をタイムラインのトラック1に、音声をトラック2にドラッグ&ドロップするだけで、映像に音楽が付きます。極めて簡単! 音楽のIN点・OUT点も映像と同じように自由に変更できます。

ビンウィンドウに並んだ動画ファイルと音声ファイル
ビンウィンドウに並んだ動画ファイルと音声ファイル

ミキシングの設定
ミキシングの詳細設定
撮影現場で同時録音した音声と音楽のバランスを変えたり、音声のフェードアウトを使いたい場合は、オーディオトランジッションの「ミキシングの詳細設定」「フェードの詳細設定」を使います。
できあがった映像を楽しむ

映像と音声を一つのファイルにまとめるためには、再び、「システムストリーム出力」でMPEG2-TSファイル(拡張子=m2t)に書き出します。
映像をテレビで楽しむためには、このMPEG2-TSファイルをHD Capture Utilityを使って、パソコンからi.LINK経由でHD1のMiniDVテープに書き出せばOKです。HD1とハイビジョン対応のテレビやプロジェクターをD端子で接続して鑑賞すれば、自分がついにハイビジョンクリエーターになったんだ!と自覚できるに違いありません(HD1のアナログ出力を使えば、通常のNTSC対応のテレビでも鑑賞可能です)。
また、パソコンからD-VHSにハイビジョンの画質そのままで書き出すこともできます。この場合も、パソコンとD-VHSをi.LINKで接続し、HD Capture Utilityを使います(動作確認されているD-VHSは、こちらでご確認下さい)。D-VHSのD端子から出力し、ハイビジョン対応のテレビ等で楽しむことができます。

D端子
アナログ入出力端子(一番上)
iLINK端子とD端子
アナログ入出力端子(一番上)

DVDメディアに録画するためには、編集設定で「MPEG2変換」を選択し、MPEG2-PS(拡張子=mpg)という形式で書き出します。出来上がった720x480ピクセルのMPEG2-PSファイルをImageMixer DVD(アクセサリーキットに含む)を使ってDVDメディアに記録します。

注:DVD Videoを作成する場合、ピクセラ社がサポートする記録型DVDドライブが必要です(参照)。
Image Mixer DVDのユーザーインターフェース
ImageMixer DVDのユーザーインターフェース
世界に向けてあなたのハイビジョン映像を発信!

完成したハイビジョン映像をインターネット配信することも可能です。
Helix(tm) Producerなどのストリーミング映像制作ソフトを使えば、MPEG2-PSファイルをストリーミングファイルにエンコード(変換)できます。

ストリーミングですから、デジタルハイビジョン本来の高画質ではありませんが、従来のNTSCからのエンコードに比べて高精細なストリーミングファイルを作ることができます。
「自分がハイビジョンで撮った、そして、ハイビジョンで繋いだ映像を世界に向けて発信できる」と言っても、もはやオーバーな言い方ではないのです。

Helix(tm) Producerのユーザーインタフェース
Helix(tm) Producerのユーザーインタフェース
Helix(tm) Producerの入手先:
<http://www.jp.realnetworks.com/products/producer/index.html>
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