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東京ビデオフェスティバル2007作品応募状況
世界55の国と地域から、過去最高の3491作品が集まる
日本ビクター(株)が主催する国際的な市民ビデオ映像の祭典、第29回東京ビデオフェスティバル「TVF2007」には、世界55の国と地域から、過去最高の3,491作品(国内841作品、海外2,650作品)が寄せられました。今回は、海外からの応募が大幅に増加。特に中国からは1,602作品(昨年405作品)が集まりました。また、今回、初めて応募のあった国(ウルグアイ、エクアドル、セルビア・モンテネグロなど)もあり、「TVF」の輪は、ますます全世界へと広がっています。  年齢別では、10〜20代の応募が全体の約6割(前回は約5割)を占め、若い世代の応募がさらに増えています。また、作品ジャンルはドキュメンタリーが多く、現代の世相を反映してか、身近な社会問題に“当事者目線”で迫る作品や自分自身の抱える心の問題を描いた作品などが寄せられました。  これらの作品は現在、審査委員により最終審査が行われています。入賞100 作品(優秀作品賞:30作品、佳作:70作品)決定(2007年1月発表予定)の後、 Home ページで全入賞作品の公開上映(2007年1月予定)などを経て、「優秀作品賞」の中から「ビデオ大賞」「日本ビクター大賞」(各1作品) を選出します。最終結果は、発表・表彰式(2007年3月開催予定)にて発表します。  
「TVF2007」作品応募状況
1.海外からの応募が増加、特に中国の伸びが顕著に
「The One Minute jr.(ザ ワン ミニッツ ジュニア)」(ユニセフ共催)や「香港アジア映画祭」、「デジタルムービーコンテスト2006」(タイ)など、世界各地の映画祭との提携により、海外からの応募作品数が大幅に増加。特に中国は、映像系大学との協力などもあり、一挙に拡大し、全体の46%にあたる1,602作品(昨年比約4倍)にのぼりました。
応募作品数と国別内訳
2.10 〜 20 代の若い世代からの応募がさらに増加
ここ数年、20代までの若い世代からの応募が多くなっていますが、特に10代の増加が目立ち(前回は倍増、今回も約3割増)、10〜20代が全体の約6割(前回は約5割)となりました。
3.社会学・メディア情報系学部の学生から俳優やミュージシャンまで、
  応募者の職業も様々
従来、学生からの応募は大半が映像・美術系学部でしたが、今回は、社会学やメディア情報系の学部に所属する学生も多く見られました。また、その他、個人プロダクション、Webやグラフィックなどのデザイナーから、俳優、ミュージシャンに至るまで、幅広い職業の方からユニークな作品が寄せられています。
「TVF2007」作品応募の傾向
1.当事者の目線から身近な社会に問題提起する作品が目立つ
個人が、当事者の目線で、身近で起こる様々な社会問題(災害や環境、離婚や家族、地域社会における問題)に対して迫る、ジャーナリスティックな作品が多く寄せられました。
2.自分自身が抱える心の問題を映像で表現
現代病とも言われる精神の病やストレス、あるいは妄想や心象風景など、現在、作者自身が抱えている悩みや心の問題などを、固有の映像表現で描いた作品も多く見られました。
作品分野別・テーマ別内訳
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