
従来モデルの6つの「R(赤)、G(緑)、B(青)、Cy(シアン)、Mg(マゼンタ)、Ye(イエロー)」に加え、新たにOg(オレンジ)を追加し、7軸の色相/彩度/明度の調整が可能になりました。Og(オレンジの)を追加する事により、人肌などの再現領域を簡易的に選択することが可能となりました。
さらに調整時には、選択している色だけがカラー表示されますので、操作性の向上も図れています。
今までは、自分好みの調整をする時に、明るさ、コントラストの調整機能などを使うと黒が浮いてしまったり、白が潰れてしまう場合がありました。
ビクターが独自に開発した「フィルムトーン」は、フィルム画質の階調をそこなわずに、複雑な画質調整をすることなく、自動的に「ガンマ」、「コントラスト」、「明るさ」のバランスをとりながら、設置環境に応じたお好みの明るさに調整することが可能です。
ビクターは、究極のフィルム画質を忠実に再現するために、スクリーン特性にも目を向けました。従来モデルに搭載の「スクリーン補正モード」をさらに進化させた「新スクリーン補正モード」は、スクリーンによって生じるRGBの反射特性をそれぞれのスクリーンごとに細かく分析し、お手持ちのスクリーンの特性に合った最適な補正を設定。94種類のパラメーターからお選びいただくことにより、自然で色彩バランスのとれた映像に補正します。
※: 主要スクリーンと補正モードの対比表は、新スクリーン補正モード対応表をご覧ください。
画づくりの重要な要素である階調について、暗部と明部をそれぞれ独立させて調整できる機能です。
通常のガンマ調整による細かな設定をすることなく、より簡易的に好みの階調表現が可能です。
設置環境に応じて最適な階調再現を行うための、黒レベル設定機能です。リビングルームなどの様に完全に光を遮断できない環境下では、暗部の微妙な階調表現ができない場合があります。「黒レベル」設定機能は、画面上にテストパターンを表示することで黒レベルの確認と設定を簡単に行うことができ、明るい環境下でも暗部の微妙な階調再現を実現します。
微妙な階調表現を、ガンマカーブグラフを見ながらレベル調整することが出来ます。
暗部を持ち上げたり、白飛びを抑えたりと、好みに合わせた調整が可能。
コンテンツに応じた画質が自由に選択できるようユーザーメモリーを3つ搭載しました。