
デジタルハイビジョン映像 | ビクターならではのテクノロジー | 優れた操作性の実現 | ||
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デジタルハイビジョン映像で記録・再生する。
可能にしたのは、ビクターならではのテクノロジーの数々。
高精細なハイビジョン映像の記録・再生を可能にするとともに、D V 方式などにも対応するマルチフォーマット化を実現する。そのために、ビクターが新たに開発したのが、HD 用<1/3 型118 万画素プログレッシブCCD >です。1枚ごとの映像の読み取りを、インターレース方式CCD の2 倍にあたる画素を使って一気に行う"プログレッシブ・スキャン方式"によって、より緻密な高画質映像を得ています。また、大型化によってS/N 比・感度を高めるとともに、独自のCCD 構造を採用することでダイナミックレンジを向上させるなど、デジタルハイビジョン映像記録のためにCCD の基本特性をアップ。さらに、補色フィルタと原色フィルタの特性を高次元で融合させたプログレッシブカラーフィルタと信号処理回路も新たに設計し、垂直輝度及び色解像度と水平解像度を高めて、細やかで豊かな色再現を実現しています。
*2003 年1 月業界発表、ビクター調べ。
デジタルハイビジョンによる高精細映像での記録を実現するために、光学特性にすぐれた光学10 倍ズームレンズを新たに開発しました。周辺解像力、周辺光量、ディストーションなどをハイビジョン撮影に合わせて見直すとともに、マルチコートを施したレンズと大型のレンズフードを採用。ゴーストが少なく、抜けの良い映像記録を可能にしています。
新開発のHDズームレンズとCCDの性能を活かし、手ブレによる画質劣化を抑えて高倍率でもハイビジョン映像による高画質録画を可能にする。そのために[HD1]に搭載したのが、光学式手ブレ補正システム(レンズシフト式)です。この方式の特長は、シフトレンズと独自のレンズサーボ回路・手ブレ量検出アルゴリズムによって、フルタイムで補正を行う点にあります。1フィールド(1/60秒)ごとにCCDの読み出し位置を変えることで補正を行う電子式では、原理的に1フィールド内の補正が行えずボケが生じるのに対して、光学式は、レンズによってリアルタイムに補正を行うため、動画だけでなく静止画でもボケが少なく違和感のない手ブレ補正を可能にしています。