機能的には、ハードディスクやバッテリーを収めたグリップ部が液晶モニターと一体になって回転するローテーティンググリップが、ローアングルからハイアングルまで自由なカメラポジションを提供します。デザインと機能のマッチングがローテーティンググリップに結実したという感じです。

ビジネスシーンで存在感をアピールできる。そんな新しいツールとしてGZ-MC200を見ることもできそうです。

3CCD・５メガ静止画のGZ-MC500

GZ-MC500もグリップスタイルです。精悍なブラックボディに、3CDD･5メガ静止画記録の力を収めています。より高画質なデジカメとハードディスクムービーが一体化したイメージで、「ビジネスシーンでもオフタイムでも、よりクオリティの高い映像を」というニーズに応えるでしょう。

シーンダイヤルによって、簡単にプロっぽい撮影テクニックを使えます。オートフォーカスとマニュアルフォーカスの切り替えがスイッチ一つでできるようになったことや、使いやすいマニュアルフォーカスリングが付いたことも大きな魅力です。

MODEボタンによる動画・静止画の切替がスムーズにできるようになったのも、GZ-MC500の特長のひとつと言えるでしょう（ボイスメモに切り替える場合は、MODEボタンを2秒以上押し続けます）。

改良されたGZ-MC500のアジャスター付きのグリップベルトは、持ったとき･構えたときに安心感を与えてくれます。グリップベルトを生かした持ち方は、工夫次第でいろいろ考えられます。好みや撮影状況によって使い分ければよいでしょう。　

手に馴染むGZ-MC100

ポケットスタイルのGZ-MC100のデザインは、従来からの縦型ポケットムービーのデザインが発展したものといえるでしょう。もちろん、記録媒体がテープから小型ハードディスクに変わったおかげで、大きさはグッと小さくなりました。
カメラの重心が低くなっているので、撮影時には縦型ならではの安定感があります。
液晶モニターは360度回転しますので、カメラアングルの自由度は高くなっています。GZ-MC100なら「自分撮り」も可能です。

「自分撮り」が可能

また、液晶モニターを閉じただけで電源が切れるビクター独自の「クイックパワーオフ」機能が付いているのも便利です。
男性のズボンのポケットや女性のハンドバッグの片隅に収まるGZ-MC100はスリムさは、「デジカメのように持ち歩けるビデオカメラ」そのものと言えるでしょう（実際にGZ-MC100の方が、GZ-MC200よりもやや小さく･軽くなっています）。

どれを選ぶ？

縦型ポケットムービーに慣れているからGZ-MC100が良い。
斬新なGZ-MC200のデザインに惹かれる。
いや、何と言っても高画質のGZ-MC500が欲しい。
持ち歩くのにはGZ-MC100が便利そう。
GZ-MC200のグリップ感が良い。
GZ-MC500の精悍なブラックボディが魅力的。
…様々な意見があることでしょう。

もちろん、三つのEverioに優劣を付けることはナンセンスです。
できることなら全部欲しい！
それはちょっと贅沢としても、今後、仕事上で自分が映像をどう活かしていきたいのか… また、オフタイムに映像でどう楽しみたいのか… そんなことにも思いを馳せながら、あなたにとって最適なEverioを選んでみる。これもまた楽しいことかも知れません。

GZ-MC200	GZ-MC500	GZ-MC100