いつ魅力的な表情や動きを見せるのか分からない… ペットが見せる「一瞬の可愛さ」をどうすれば動画でじょうずに撮れるのでしょうか。
ここでは、Everioの特徴を活かしてペットの可愛さを記録する簡単なテクニックを紹介していきましょう。
Everioの特徴の一つとして、動画を静止画感覚で気軽に撮れることがあります。テープを使わないハードディスク記録なので、重ね録りの心配や頭出しの面倒さがありません。
当然ですが、動画には同時録音の音声が付いています。今までデジカメの静止画でペットの姿を撮りためてきた皆さんは、音声付きのスナップショットの臨場感に感動することでしょう。
撮影時には、ペットですから動きが予想できません。その分、NGカットも多く出るのはやむを得ません。しかしEverioなら、NGカットは、その場で簡単に削除できます。これはビデオテープではできない芸当です。

撮影直後にNGカットを削除
(「再生モード」「撮影モード」のいずれでも削除可能)
カメラワークはすべて手持ちで良いでしょう。ペットの動きに合わせてカメラを振るフォローショットが基本で、余裕があるときに、回りの状況が分かるロングショットを撮っておきましょう。
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ペットの動きをフォローするカメワークが基本 |
時々、ロングショットを撮ろう |
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ムービーを視聴するにはWindows Media Playerが必要です。 まだお持ちでない方は、下のバナーをクリックしてダウンロードしてください。

完成したムービーをストリーミング形式(WindowsMedia形式)で出力したものです。Everio本来の画質ではありません。 |
ペットの声も再現。当然だが臨場感がある。

次にカメラの位置を考えてみましょう。ペットを撮る場合には、特にカメラの高さが重要です。
基本は「ペットを撮るときには、ペットの目の高さから」です。カメラが被写体と同じ高さになったとき、初めてその豊かな表情をとらえることができます。可愛らしいペットを思わず自分の目の高さに抱き上げることがあるでしょう。それは、ペットの表情を見たいがために、無意識のうちに目線を同じ高さにしているのです。カメラで撮るときには、逆にカメラを低く構えてあげればよいのです。
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カメラの高さをペットの目の高さにすると
表情が見えてくる |
時々、高い位置から撮るとメリハリが利く |
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ペットを撮影していくと、「可愛い」のと「動きが予測できない」という理由から、どうしても撮影量が増えていきます。かといって、すべてをパソコンのハードディスクに残していくと、いつの間にか結構なファイルサイズになってしまいます。
そこでお薦めは、とりあえず無編集のまま記録型DVDディスクにデータまたはDVDビデオとして保存する方法です。(詳しくは「Step3: 記録型DVDディスクにバックアップ」「Step4:無編集でDVDビデオにする」を参照して下さい。)Everioの小型ハードディスクから、直接、記録型DVDディスクにコピーすれば、パソコンのハードディスク容量を消費することはありません。
撮影済みのすべての映像は貴重な記録です。編集済みだけを残すのではもったいないです。
基本的にはデジカメの静止画と同じ扱いで、「明らかなNGカット以外はすべて保存」でよいでしょう。
時間ができたときに本当に気に入ったカットだけをDVDディスクから選び出して、編集するのが良いでしょう。
今まで動画ではなかなか撮りにくかったペットも、Everioなら静止画感覚でドンドン撮って、ドンドンためることができます。これもEverioが可能にした新しい動画の楽しみ方の一つといえるでしょう。

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