
「AureusTM」は、 テキサス・インスツルメンツ社の商標です。
超高速1,350MFLOPS or 1,800MIPS(225MHz動作時)の TI(テキサス・インスツルメンツ)社製32/64bitDSP「Aureus TM」 TMS320DA610
※注
FLOPS(Floating Point number Operating Per Second)は、
1秒間に実行できる浮動小数点演算の回数を表す単位。
MIPS(Million Instruction Per Second)は、
1秒間に実行できる固定小数点演算の回数を表す単位。(Millionは百万回の意味。)
THX Ultra2
THX社が提唱する3000ft3以上のリスニングルームが想定されたHome THXの品質基準THX Ultraを改定した、最新の最高規格。従来のTHX Cinemaに加え、THX Ultra2 CinemaやTHX Musicなど7.1chに対応したサラウンドモードが加わっている。また、パワーアンプ部の向上を図るなど 品質面もより高度な条件を満たさなければならない。
THX Surround EX
映画「スターウォーズ・エピソード1」において、ドルビー社とTHX社で共同開発した音声フォーマットDolby Digital Surround EXをデコードし楽しむための6.1chデジタルサラウンド方式。
Dolby Surround Pro Logic
VHSやLD等で使用されているアナログ2chに記録されたサラウンド信号を方向性強調回路(Pro Logic)デコーダーによりL/C/R/Sに配分するアナログマトリクス方式。
Dolby Digital
DVDビデオの標準音声に採用されている、デジタル記録のディスクリート(完全分離)5.1chデジタルサラウンド方式。
Dolby Pro LogicU
ドルビーサラウンドやCDなどの2chソースを5.1chに拡張するデジタルマトリクス方式。MovieモードとMusicモードがある。
Dolby Digital EX
ドルビー社とTHX社で共同開発したDolby Digital Surround EXや、Dolby Digitalのソフトを6.1chで楽しむことができるデジタルサラウンド方式。
DTS (Digital Theater Systems)
DTS社が開発したコヒレントアコースティックス符号化(Coherent Acoustics Coding)を採用したディスクリート(完全分離)5.1chデジタルサラウンド方式。ドルビーデジタルに比べ低圧縮(約1/4)&高転送レートで、高音質を実現。
DTS-ES(Extended Surround)
6.1chサラウンドに対応したDTSの拡張フォーマット。6.1ch記録のDTSソフトに対応するDiscrete6.1と、5.1ch記録ソフトを6.1chに拡張するMatrix6.1がある。どちらも下位互換性を有しているため従来のDTS5.1chデコーダーでも再生が可能。
DTS Neo:6
DTS-ESの6chコアを活用し、全ての2chソースをデジタルマトリクスによりサラウンドバックのシミュレーションを加えた6.1chに拡張する機能。映画ソフトに適したCinemaモードと音楽ソフトに適したMusicモードがある。また、「DTS-ES Matrix6.1」のセンターサラウンドチャンネル信号の抽出にも使用されている。
DTS 96/24
DVDビデオの画質クオリティを損なうことなく96kHz/24bitの高音質で5.1ch記録・再生を可能にした、新規格のディスクリート5.1chサラウンド方式。
MPEG-2 AAC (Advanced Audio Coding)
BS/地上デジタル放送の標準音声に採用されている、デジタル記録のディスクリート(完全分離)マルチチャンネル再生に対応したサラウンド方式。約1/20の高圧縮にもかかわらず高音質を実現。
モード | 表示 | |
Home THX | THX Ultra2 Cinema | THX U2 CINEMA |
THX Music | THX MUSIC | |
THX Surround EX | THX SURR EX | |
THX + DTS-ES Matrix | THX ES MATRIX | |
THX + DTS-ES Discrete | THX ES DSCRTE | |
THX Cinema + Dolby Digital | THX CINEMA | |
THX Cinema + Pro Logic II | PLIIMOVIE THX | |
THX Cinema + Dolby Pro Logic | PRO LOGIC THX | |
THX Cinema + DTS Neo:6 Cinema | NEO:6 C THX | |
Dolby | Dolby Digital EX | DOLBY D EX |
Dolby Digital | DOLBY DIGITAL | |
Dolby Pro Logic II Movie | PLII MOVIE | |
Dolby Pro Logic II Music | PLII MUSIC | |
Dolby Pro Logic | PRO LOGIC | |
Dual Mono | DUAL MONO | |
DTS | DTS-ES Discrete | DTS-ES DSCRT |
DTS-ES Matrix | DTS-ES MATRIX | |
DTS Surround | DTS SURROUND | |
DTS Neo:6 Music | NEO:6 MUSIC | |
DTS Neo:6 Cinema | NEO:6 CINEMA | |
Dual Mono | DUAL MONO | |
AAC | MPEG-2 AAC | AAC SURROUND |
Dual Mono | DUAL MONO |
THX、THX Ultra2は、THX社の商標です。
ドルビー、Dolby、プロロジック、Pro Logic、Surround EX及びダブルD記号は、ドルビーラボラトリーズの商標です。
DTS、DTS Digital Surround、DTS-ES Extended Surround、DTS96/24およびNeo:6はデジタル・シアター・システムズ社の商標です。
LARGE HALL 1 | シューボックス形のクラシック音楽用コンサートホール (収容人数2000人程度)の音響効果を再現します。 |
LARGE HALL 2 | アリーナ形のクラシック音楽用コンサートホール (収容人数2000人程度)の音響効果を再現します。 |
RECITAL HALL | 収容人数500人程度のクラシック音楽用リサイタルホールの音響効果を再現します。 |
OPERA HOUSE | オペラ劇場の音響効果を再現します。 |
CHURCH | 教会の音響効果を再現します。 |
LIVE CLUB | 小規模のコンサート会場の音響効果を再現します。 |
DANCE CLUB | 天井の低いダンス会場の音響効果を再現します。 |
PAVILION | ドーム形の広い空間の音響効果を再現します。 |
ALL CH STEREO | より広い範囲でステレオ音声をお楽しみいただけます。 |
LARGE THEATER | 収容人数600人程度の映画館の音響効果を再現します。 |
SMALL THEATER | 収容人数300人程度の映画館の音響効果を再現します。 |
STEREO FILM | ステレオ音声の映像ソフト向けです。人物の声がより定位感を増します。 |
MONO FILM | モノラル音声の映像ソフト向けです。人物の声がより定位感を増します。 |
3D HEADPHONE | Dolby Digital、DTS、MPEG-2 AACのサラウンド効果をヘッドフォンでお楽しみいただけます。 |
DSP+HEADPHONE | ヘッドフォンでマルチチャンネルDAPのモードを切り替えてお楽しみいただけます。 |
また、マルチチャンネルアナログ入力においても192kHz/24bit,96kHz/24bitのADコンバーターで高音質デジタル変換の後、高精度な音場シミュレーションにより自然な音場の再現を可能にしています。
AX-V8000は、インディペンデント・ダイレクト・パワーサプライによる電源の高品位化とディスクリート構成の7チャンネルパワーアンプにより全チャンネル0.03%の低ひずみ率(20〜20,000Hz)で各チャンネル150Wのハイパワーを実現しました。また 5.1チャンネル再生の場合、バイアンプ接続が可能なスピーカーマネージメント機能も搭載しており、より高いクオリティでメインスピーカーをドライブすることができます。また、各チャンネルの定格出力が150W以上のアンプにもかかわらず、耳障りなファン冷却を使用しない設計を実現しました。
多くのレコーディングスタジオやマスタリングスタジオ、ディスク製造プラントなど業務用機材をはじめ、CD、DAT、DVDなど民生の機器にも多く搭載されている「K2テクノロジー」。 それは1987年、ビクタースタジオのレコーディングエンジニアやマスタリングエンジニアが抱いた「デジタルは、符号を正確に伝送すれば原理的に音質は変わらない」といわれる常識に対する疑問でした。事実、デジタルテープや機材を換えると明らかに音質が変化するのです。これが、日本ビクターとビクター音楽産業(当時)が一致協力して取り組んだ、デジタルにおける音質改善への取り組みのはじまりでした。こうして、伝送過程でデジタル信号を波形で伝送する際に付加される符号外成分(ジッターやリップルなど)が音楽信号に大きな影響を与えていることをつきとめ、厄介な符号外成分を根本から解消するデジタル伝送の革新技術「K2インターフェース」が開発されたのです。これにより伝送過程やメディアの変化による音質劣化を排除し、品質の安定を確保することができるようになりました。
この技術は1994年、正確にディスクのピットを刻む「K2レーザーカッティング」に応用、ディスクの製造作品質を大幅に向上させました。1996年にはJVCマスタリングセンターが開発し、高い評価を受けている高音質CD「xrcd」の主幹技術として導入され、1998年には更なる高精度化を実現した「デジタルK2」へと進化、それとともに「xrcd2」へ、また2003年には、全ての工程を24bit化するとともに更なる音質改善を実現した「xrcd24」へと大きく進化を遂げています。
2000年には、DVDのディスク製造工程におけるピットカッティング精度を向上させる「DVD K2」を開発、映像面においても符号外成分の悪影響を排除することに成功しました。 また2002年には、フォーマットエンコーダープロセスにおける音質変化要因を排除する「エンコードK2(ENC K2)」を開発、「K2テクノロジー」は日々進化を遂げています。
音楽信号はデジタル化することにより、微小信号はビット数の限界により階段状になってしまい、高周波信号はサンプリング周波数の1/2に帯域制限されるため高調波成分が記録されず音質が変化しています。「K2テクノロジー」は1993年、16ビットのCDに20ビット相当の音楽信号を記録する「20bitK2スーパーコーディング」の開発によりCDソフトの高音質化を実現。ハード側では、量子化ビット数の不足により悪化していた微小レベル信号の再現性を改善する「20bitK2プロセシング」の開発により、滑らかで自然な音質を可能にしました。またサンプリングで帯域制限することによる波形変化を改善する「EXTENDED K2プロセシング」や「EXTENDED K2プロセシングVer2.0」の開発によって、楽器に含まれる倍音成分や空気感までも再現できる高音質技術を確立。音質を追求したさまざまなオーディオ機器に搭載されています。
マルチメディアのコンテンツが多様化し、デジタルも効率化を追い求める時代に変化してきました。デジタル圧縮によるデータ容量を軽減する技術で代表的なものに、ドルビーデジタルやDTS、MPEG-2 AAC、ATRAC、MP3などがあります。人間の聴覚は、音圧レベルが低くなるほど低域と高域の音が聞こえにくくなる最小可聴限特性(フレッチャー・マンソンの曲線)と、音圧レベルの高い信号があると、その周波数の近辺の音も聞こえにくくなるマスキング特性があります。これらを利用してデータを間引く作業がデジタル圧縮です。こうした効率化は、これからのメディア形態や音楽配信、大容量の映像を伴う場合などには必要不可欠となり、デジタルの主流となりうる技術といえるでしょう。ところが一方で、デジタル圧縮は非可逆圧縮と呼ばれ、圧縮前の信号に完全復元することが不可能な圧縮方式なのです。当然これら圧縮による音質変化が発生することも事実で、高域の情報量や低域の力感の不足、迫力や明瞭度の低下といった音質劣化が生じます。2000年12月、それに対応させた新世代の「K2テクノロジー」が開発されました。「CCコンバーター」の誕生です。
「CCコンバーター」は、入力デジタル信号に応じてビット拡張と周波数帯域拡張を行うもので、「ビット拡張部」「周波数変換部」「帯域拡張部」から構成されています。各拡張部では、入力デジタル信号波形の分析を行い、変換前のアナログ信号を想定した再生成を行っています。「帯域拡張部」には、圧縮信号に対応した圧縮アルゴリズムと非圧縮信号に対応した「ハイファイアルゴリズム」を設定。特に圧縮音楽に対しては、リアリティ再現のため、音楽性の見地から様々な考察を行った「リアルアルゴリズム」を確立しています。これにより、圧縮オーディオからハイファイオーディオまで、ジャンルを問わずあらゆる音楽ソースの高音質化を実現しています。
ノイズシェーピングタイプのD/Aコンバーターとして高い評価を得ているPEM・DDコンバーターMN35505は、刧伯^4次64fsの不飽和型ノイズシェーパーVANS(Victor Advanced Noise Shaper)とPEM型384fs・1bitタイプローカルDACを組み合わせた192kHz/24bit対応の高精度D/Aコンバーターです。 PEM(Pulse Edge Modulation)は、一般的なPWM(Pulse Width Modulation)がパルス幅で表現するのに比べ、パルスのエッジ(立ち上がり・立ち下り)をカウントするためPWM方式に比べ倍の精度が確保できる優れたD/A変換器です。
フロント2チャンネルは192kHz/24bitのそれ以外のチャンネルは96kHz/24bitの高性能A/Dコンバーターを搭載。アナログマルチチャンネル入力を高精度にデジタル変換し、あらゆるデジタル処理を可能にします。これによりDVDオーディオやSACDマルチなどのアナログマルチチャンネルソースも、高品位なサラウンド環境で楽しむことができます。
DVDオーディオやSACDマルチなど高品位なマルチチャンネルソースの場合、センターチャンネルやリアチャンネルにもメインチャンネルと同等の超高音質記録がなされています。しかし、センタースピーカーがメインスピーカーより明らかに劣る場合、音のバランスを考慮してセンタースピーカーを使用しない設定にすることも考えられます。このような設定は、スピーカーの設定変更で行いますが、これをDVDプレーヤーの「スピーカー設定」で行うと、デジタル領域でデータ加算が実行されるため、オーバーフローを避けるためデータレベルを減少させてから加算する必要があり、音質に悪影響を与えます。これを解消するのがプレシジョン ダウンミックス コンバーターです。これは、DVDマルチやEXT7.1chのアナログマルチチャンネル入力において、アナログでのダウンミックスを行う技術で、DVDオーディオの96kHz/24bit/5chなどのソフトやスピーカーマネージメントが許されていないマルチチャンネルソースでも、音質を損なうことなくスピーカー設定が可能です。 また、アナログマルチチャンネル入力の5.1チャンネルソースを、フロントだけの2チャンネルに変換して楽しむこともでき、サラウンドスピーカーがセッティングできない場合でもマルチチャンネルの音楽ソースを損なうことなく楽しむことが出来ます。
バイアンプ接続とは、一本のスピーカーを高音用・低音用それぞれ別のアンプでドライブし、高音質化する手法です。 AX-V8000を5.1チャンネルで使用する場合、使用していないサラウンドバックチャンネルのアンプを使用してバイアンプ接続が可能。スピーカーを強力にドライブすることができます。
メーカーの異なる20台の機器を集中コントロールできるシステムリモコンRM-A2500Xをバンドルしました。RM-A2500Xは、AV機器のみならず、照明、エアコン、カーテンの開閉等、赤外線コントロールに対応している機器であれば全てコントロールできる学習機能とボタン名入力機能を持つ多機能なシステムリモコンです。また、ワンタッチで20操作分のリモコン信号を順次連続して送信する(マクロが組める)ワンタッチコントロール機能も装備、さらに使いやすくを追及しました。(RM-A2500Xは、AX-V8000のコマンドをインストールした特別仕様です。)
通常の自照式マルチブランドリモコンも付属しています。