
ビクター独自開発のD-ILAパネルは画素間の隙間が極めて狭小のため、高い開口率を誇っており画素が目立たず、緻密でなめらかな映像を再現することが可能です。
ネイティブコントラストはアイリスを使用しないコントラストのこと。DLA-HD550のネイティブコントラスト 30000:1は、圧倒的なコントラスト比で ピークの高い“白”から深い“黒”まで同時に表現可能なため、映画・ビデオ・コンサート・スポーツなど、多彩なコンテンツを圧倒的な臨場感と奥行き感で再現します。
ビクター独自開発のD-ILAデバイスには、光漏れを極限まで減少させる超平坦化技術やWire Grid光学エンジンの組み合わせにより、高いネイティブコントラストを実現しています。
D-ILAデバイスに散乱、回折等による漏れ光を極限まで減少させる超平坦化技術を導入しています。
これにより液晶層自体による光ロスを低減し超高コントラストを実現しました。
光学エンジンに採用しているWire Grid(ワイヤーグリッド)は、ガラス基盤の表面にアルミのリブを線幅数十nm、ピッチ百数十nmで形成した無機系反射型タイプの偏光板で、偏光に対する角度依存性が小さく、黒画面時のレンズ側への光漏れを極限までに抑えています。0.7型フルハイビジョンD-ILAデバイスとの組み合わせにより、高いネイティブコントラスト比を実現しました。
ビクター独自の高精度補間アルゴリズムによって、画像の検出精度を高め、複雑で速い動きの映像に対しても、中間フレームをより正確に生成しクリアに表現することを可能としました。毎秒60コマのテレビ放送やビデオ映像、また毎秒24コマの映画ソフトなどの映像コンテンツに合わせ最も適したコマ数に補間することで、さまざまなコンテンツにおいて残像感を低減し、くっきり滑らかな映像を楽しむことができます。
テレビ放送や市販DVDの映画作品に多い2-3プルダウンされた映像ソースを、逆2-3プルダウン機能により、映像ソースを24コマ/秒へ戻してから48コマ/秒に変換。これによりオリジナルの映像ソースに忠実な再現が可能になり、より滑らかな映像でお楽しみいただけます。
映像回路のコアとなるビデオプロセッサーには、HQV(ハリウッドクオリティビデオ)と称され、高品質の映像パフォーマンスを誇る『Reon-VX』を採用。精度の高いIP変換やスケーリング処理(画素変換)などで、より美しい高画質な映像を再生します。
フルハイビジョン映像をより忠実に再現するため、ED(特殊低分散)レンズを含む15群17枚のオールガラスレンズを採用した高性能2倍電動ズームレンズを搭載。フォーカス性能を向上させるとともに、色収差・色にじみを大幅に低減し、高精細で奥行き感のある映像投射を可能にしました。
さらにレンズアパーチャーにより、3段階で好みの明るさに調整でき、より深みのある黒の表現が可能です。