2006年9月11日 報道発表

「SX-WD500」

日本ビクター（株）は、優れた音響特性を実現する“木”そのものを振動板に採用し、「“木”のぬくもりを感じるあたたかい音」を奏でる、“ウッドコーンスピーカー”のフラッグシップモデル「SX-WD500」を発売します。 　“ウッドコーンスピーカー”は、音響技術者たちの長年の夢であった“木”の振動板を、独自の成形工法技術により実現した当社のOnly1技術です。本機は、ウッドコーンとしては最大口径の新設計14.5cm振動板を搭載するとともに、当社「SX-Lシリーズ」で培った音響技術を採り入れ、音質・外観仕上げともに高い完成度を実現しました。

品名	型名	希望小売価格（税込）	発売時期
スピーカーシステム	SX-WD500	149,940円（1本）	11月上旬

1.	美しい響きと豊かで量感のある中低域を再現する、新設計の14.5cmウッドコーン・ウーハーを採用

ウッドコーンとしては最大口径の14.5cm振動板を新設計。0.4mm厚のウッドコーンは、軽量化による能率向上により、美しい響きはもちろん、ふくよかな中低域の量感を実現しています。

＜14.5cmウッドコーン・ウーハー＞

2.	自然で艶やかな高域再生を実現する2cmウッドドームツィーター

“木”の品位と美しい響きの統一感を求めて、ツィーターも振動板を新開発。0.11mmの樺材を2枚貼り合わせた薄型軽量ウッドドームを採用し、磁気回路は強力なネオジウムマグネットでドライブ。中域、中低域の音色と溶けあった自然な高域の表現を実現しています。

＜2cmウッドドームツィーター＞

3.	美しい響きと色合いのホワイトシカモア突板仕上げのキャビネット

キャビネットは、フロントバッフルに木目が美しいホワイトシカモアの突板を使用。天板・裏・両側面にはメープルの突板を使用し、高品位な全光沢塗装仕上げとしました。

4.	高音質を追求するバイワイヤリング対応入力端子＆ネットワーク

真鍮削り出しの大型ケーブル対応スピーカー端子は、バイワイヤリング時に使いやすい配置にするとともに、ショートワイヤーは内部配線と同じワイヤーを4本使用。さらにコイル等の素子間相互干渉による悪影響を低減するために、ネットワークボードはローパス側とハイパス側を完全分離。歪み感を減少させ、“ウッドコーンスピーカー”の音色を最大限に生かしています。

「スピーカーは楽器でありたい」という音響技術者が描いた長年の夢を、独自の成形工法技術により実現した当社のOnly1技術“ウッドコーンスピーカー”。振動板の素材に優れた音響特性を持つ“木”の採用による美しい響きと透明感のある余韻豊かな再現性が、多くのユーザーから高い評価を得ています。 　今回当社は、“ウッドコーンの魅力ある音色”をキーワードに、本物の追求と実現を目指して、高音質・高品位にこだわったスピーカーシステム「SX-WD500」を企画し、発売します。 　本機は、ウッドコーンとしては最大口径の14.5cm振動板を新設計し、キャビネットのフロントバッフルにホワイトシカモア突板仕上げの採用やキャビネットに全光沢塗装仕上げを施すなど、当社「SX-Lシリーズ」で培った音響技術を取り入れ、音質・外観仕上げともに高い完成度を実現しました。さらに、外観仕上げを統一し、「SX-WD500」の美しい響きをさらに引き出すスピーカースタンド「LS-M5」を同時に発売します。

＜主な仕様＞

＜別売りスピーカースタンド「LS-M5」（新発売）＞