年間の撮影計画を作ろう

行き当たりばったりの映像をまとめるのではなく、年の始めに大まかな撮影イベントをピックアップ。そのイベントを必ず撮影するようにしましょう。

●なぜ、撮影計画を立てるのか

毎月の撮影計画を立てるのは、月のイベントを忘れずに撮影するという狙いがあります。また、何を撮ればいいのかを、一度、じっくりと考えることにより、これまでは撮らなかったシーンを積極的に記録することにもつながります。もちろん、撮っておきたいイベントやシーンが発生したら、計画になくても撮影するのは言うまでもありません。年間の撮影計画表にないイベントを撮影したら書き加えます。この計画表は、ダイジェスト映像の編集にも、撮影イベントの覚え書きとして役立ちます。

●「家族の記録」は一人ひとりの記録

さあ、家族の映像記録をつくろうと撮影計画を書き始めると気づくことがあります。実は、これは家族一人ひとりの記録であることを。ビデオは写真と違ってひとつのシーンを他の作品に活用することが可能です。中心となって作業する自分自身にとっては、やがて半生を振り返ったときに、自分史としてまとめ直すのに役立ちます。家族一人ひとりの記録がギュッと詰まった「1年間の家族の記録」。家族の誰にとってもかけがえのない映像であり、取り組む意義の大きいテーマなのです。


撮影ワンポイント「家族の映像記録」制作の流れ
1年間の映像記録をまとめる流れは次のとおりです。実際も、この流れに沿って作業を進めます。

●年初に年間撮影計画
1年間の撮影スケジュールを作成。

●毎月の映像をまとめる
ひと月に撮影した映像の中から良いと思われる2本を選出し、全体を2分に編集。

●上期(1月から6月まで)をまとめる
6カ月間の映像から1本を選出し1分に編集。各月の映像を順番につないで上期をまとめる。

●下期(7月から12月まで)をまとめる
6カ月間の映像から1本を選出し1分に編集。各月の映像を順番につないで下期をまとめる。

●2006年をまとめる
12カ月間の映像から10大映像を選出し2分に編集します。上期と下期をまとめた映像の後につないで「2006年・我が家の記録映像」が完成。


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