
スピーカーは楽器であって欲しい。そんな思いから生まれた ウッドコーンスピーカーの原点である8.5cmフルレンジウッド コーンを採用。素材には、いくつもの試聴を重ねて選び抜いた 樺材を使い、センターキャップも同じ樺材で統一しました。 “木”の振動板ならではの、美しい響きをストレートに聴か せることができます。
またOFCワイヤーを採用したエッジワイズ4層巻ボイスコイルや強力な磁気回路を、堅牢なアルミダイキャストフレームでしっかりと支えました。さらにフレームとシールドカバーをショートワイヤーでつなぐことにより、中音域のエネルギーを増大させ躍動感を改善。小さなユニットならではの定位感のよさとキレのある表現力とあいまって、新鮮なサウンドを再現します。
美しいアルミパネルでデザインされたセンターユニットには、ビクター独自の音質改善技術「K2テクノロジー」を搭載。高密度記録されたDVDオーディオはもちろん、MP3やWMAファイルなどの圧縮音源まで、あらゆる音楽ソースを高音質に再現します。
パワーアンプには、高音質デジタルアンプ「DEUS」を搭載。電源部、アンプ部、各ブロックをシールドすることにより相互干渉を排し、ピュアな音質を実現しました。さらに電源部には上位モデルと同じグレードを採用。ゆとりある設計で磨き込まれた30W+30Wのパワーが、ウッドコーンの魅力を最大限に引き出します。
DVDプレーヤー部にも、高品位メカニズムを搭載。またフロントパネル底部の合わせ目に補強リブを配して剛性を高めるとともに、大型の3点支持インシュレーターを採用。重厚で明瞭度の高い低音の再現に貢献しています。さらに天板を固定するワッシャーには全て銅のワッシャーを使用(AK1は前側は銅、後側に真鍮)高音域におけるニュアンスを改善。音質向上のためにシャーシアースも見直し、細部にまでこだわりました。
ピアノフィニッシュの光沢塗装を実現するため、キャビネット素材は天然木ではなく優れた音響素材として評価が高いMDF 材を採用。(天然木の場合、磨きを入れると木目に沿った凹凸が出るため)入念なハンドバフ研磨による仕上げが、高級ピアノを思わせる美しい輝きを実現しています。また、音質調整用に繊維方向を上下に合わせたチェリー響棒を前面左右と後方左右に追加配置(EX-AK1にはありません)。まるで、チェリー材キャビネットのような室内空間上部への音の拡散する響きを実現、吸音材や内部配線の最適化により、小型スピーカーとは思えない豊かな中低音の再現を可能にしています。
MP3、WMAファイルやDVDビデオなど、多彩なソースの再生に対応。またフロントパネルのヘッドホン端子では、臨場感あふれるサウンドが楽しめます。