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2006年12月5日 報道発表

世界最大の市民ビデオの祭典、第29回東京ビデオフェスティバル「TVF2007」

世界55の国と地域から、過去最高の3,491作品が集まる


■中国(前年比約4倍)を中心に海外からの応募が大幅に増加
■身近な社会問題に迫るドキュメンタリー作品が目立つ





 日本ビクター(株)が主催する国際的な市民ビデオ映像の祭典、第29回東京ビデオフェスティバル「TVF2007」には、世界55の国と地域から、過去最高の3,491作品(国内841作品、海外2,650作品)が寄せられました。今回は、海外からの応募が大幅に増加。特に中国からは1,602作品(昨年405作品)が集まりました。また、今回、初めて応募のあった国(ウルグアイ、エクアドル、セルビア・モンテネグロなど)もあり、「TVF」の輪は、ますます全世界へと広がっています。
 年齢別では、10〜20代の応募が全体の約6割(前回は約5割)を占め、若い世代の応募がさらに増えています。また、作品ジャンルはドキュメンタリーが多く、現代の世相を反映してか、身近な社会問題に“当事者目線”で迫る作品や自分自身の抱える心の問題を描いた作品などが寄せられました。
 これらの作品は現在、審査委員(別項)により最終審査が行われています。入賞100作品(優秀作品賞:30作品、佳作:70作品)決定(2007年1月発表予定)の後、 Home ページで全入賞作品の公開上映(2007年1月予定)などを経て、「優秀作品賞」の中から「ビデオ大賞」「日本ビクター大賞」(各1作品)を選出します。最終結果は、発表・表彰式(2007年3月開催予定)にて発表します。



<「TVF2007」作品応募状況>

1. 海外からの応募が増加、特に中国の伸びが顕著に

「The One Minute jr.(ザワンミニッツジュニア)」(ユニセフ共催)や「香港アジア映画祭」、「デジタルムービーコンテスト2006」(タイ)など、世界各地の映画祭との提携により、海外からの応募作品数が大幅に増加。特に中国は、映像系大学との協力などもあり、一挙に拡大し、全体の46%にあたる1,602作品(昨年比約4倍)にのぼりました。

2. 10〜20代の若い世代からの応募がさらに増加

ここ数年、20代までの若い世代からの応募が多くなっていますが、特に10代の増加が目立ち(前回は倍増、今回も約3割増)、10〜20代が全体の約6割(前回は約5割)となりました。

3. 社会学・メディア情報系学部の学生から俳優やミュージシャンまで、応募者の職業も様々

従来、学生からの応募は大半が映像・美術系学部でしたが、今回は、社会学やメディア情報系の学部に所属する学生も多く見られました。また、その他、個人プロダクション、Webやグラフィックなどのデザイナーから、俳優、ミュージシャンに至るまで、幅広い職業の方からユニークな作品が寄せられています。


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<「TVF2007」応募作品の傾向>

1. 当事者の目線から身近な社会に問題提起する作品が目立つ

個人が、当事者の目線で、身近で起こる様々な社会問題(災害や環境、離婚や家族、地域社会における問題)に対して迫る、ジャーナリスティックな作品が多く寄せられました。

2. 自分自身が抱える心の問題を映像で表現

現代病とも言われる精神の病やストレス、あるいは妄想や心象風景など、現在、作者自身が抱えている悩みや心の問題などを、固有の映像表現で描いた作品も多く見られました。


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<入賞作品の選出および作品公開スケジュール>

■入賞作品発表・公開上映

2007年1月に入賞100作品(優秀作品賞:30作品、佳作:70作品)を発表。
全入賞作品は、当社 Home ページ(下記URL参照)にて公開予定。

■一般投票による「ピープル賞」の選出

Home ページで公開する全入賞作品の中から、一般投票(Web投票)により3作品を選出。


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<入賞作品上映週間(TVFウィーク)の開催スケジュール>

■優秀作品プログラム上映会

「優秀作品賞」受賞作品を、テーマ別・ジャンル別に視聴できる「プログラム上映会」を予定。
日程:2007年2月23日(金)〜 28日(水)/場所:東京・新橋ビクタービルB1F

■入賞作品自由視聴会

全入賞作品を自由に鑑賞できる「自由視聴会」を同時に開催予定。
日程:2007年2月23日(金)〜 28日(水)/ 場所:東京・新橋ビクタービル2F

■発表・表彰式

全入賞作品の発表・表彰と、「ビデオ大賞」、「日本ビクター大賞」の作品上映や、審査委員による「TVF2007」
作品の傾向や背景などについてのトークフォーラムを開催します。
日程:2007年3月開催予定(詳細については後日お知らせします)。

「東京ビデオフェスティバル(TVF)」の Home ページはこちら
URL http://www.victor.co.jp/tvf/


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<東京ビデオフェスティバル(TVF)について>

日本ビクター(株)が1978年から毎年1回開催している世界最大の市民ビデオ映像祭で、累積応募作品数は約4万8千本におよびます。ビデオ映像によるメッセージの伝達や自由な映像表現の可能性を広げるとともに、社会や生活に密着した映像文化の普及、振興を目的としています。
応募作品は20分以内のビデオ作品であれば、テーマ・題材は自由です。またプロ、アマ、個人、グループ。国籍、年齢を問わず誰もが応募できるオープンイベントです。
各界の専門家で構成する審査委員会が審査にあたります。また、毎回時代の潮流を反映した優秀作品、話題作品を輩出して注目を集めるとともに、多くの人々にビデオ作品づくりの楽しさや効用を伝え、新たな映像ソフト制作の動機付けを行っています。


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<「TVF2007」審査委員>

大林宣彦(映画作家)、小林はくどう(ビデオ作家・成安造形大学教授)、
佐藤博昭(ビデオ作家・日本工学院専門学校教員)、椎名誠(作家)、
高畑勳(アニメーション映画監督)、羽仁進(映画監督)、
北見雅則(日本ビクター(株))


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<「TVF2007」応募状況データ>


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※:このページの内容は、報道発表日時点の情報です。その後、内容に変更が生じる可能性があります。



この件に対するお問い合わせ先

日本ビクター(株) コーポレート コミュニケーション部 広報グループ  045-450-2951


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