日本ビクター(株)は、個人の視点によるメッセージの伝達や映像表現技術の向上など、ビデオソフト制作の振興をめざした、東京ビデオフェスティバル「TVF2006」の作品募集を6月10日(金)より開始します。9月30日(金)に応募を締め切り、2006年2月に発表・表彰式を開催する予定です。
TVF の近年の作品傾向は、身近な題材から“自己の内面を見つめる表現”を追求した作品や“地域社会の交流や人々とのつながり”を描いた作品、“社会に向かって自分の考えを提言”していく作品が顕著となっています。また、中国・韓国をはじめとするアジア諸国からの応募が増加し、28回目となる今回も、世界中の国と地域から3,000本を超える作品の応募が予想されます。
なお、昨年ゲスト審査委員として作品を評価いただいたアニメーション映画監督の高畑勳氏を、今回より正式に審査委員に迎えました。
◆「TVF2006」開催概要
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作品募集期間 |
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2005年6月10日(金)〜 9月30日(金) |
2. |
募集作品 |
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20分以内のビデオ作品。(ミニDV、VHS / S-VHS / D-VHS、DVD-R ディスク) |
3. |
テーマ/題材 |
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題材を問わず自由な作品を募集します。
“私はこう考える”といった個人的なメッセージ作品をはじめ新しい使い方、ユニークな活用、新しい用途など形式にとらわれない作品を歓迎します。 |
4. |
審査委員
(敬称略) |
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大林宣彦(映画作家)、小林はくどう(ビデオ作家、成安造形大学教授)、佐藤博昭(ビデオ作家、日本工学院専門学校教員)、椎名誠(作家)、高畑勳(アニメーション映画監督)、羽仁進(映画監督)、北見雅則(日本ビクター(株)) |
5. |
賞 |
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ビデオ大賞(1作品) |
賞状、賞金50万円(優秀作品賞賞金含む)、TVFトロフィー
副賞:ビクター3CCD ハードディスクムービー |
日本ビクター大賞(1作品) |
賞状、賞金40万円(優秀作品賞賞金含む)、TVFトロフィー
副賞:ビクター3CCD ハードディスクムービー |
優秀作品賞(30作品) |
賞状、楯、賞金10万円 |
佳作(70作品) |
賞状、楯 |
※ 「ビデオ大賞」、「日本ビクター大賞」は「優秀作品賞」30作品の中から選考されます。 |
※ 「ピープル賞」は、「優秀作品賞」30作品の中から
当社 Home ページで一般投票により選出されます。 |
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日本ビクター(株)東京ビデオフェスティバル事務局
〒105-0004 東京都港区新橋1-7-1 ビクタービル3F
Tel:03-3289-2815 Fax:03-3289-2819 |
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<東京ビデオフェスティバル(TVF)について>
東京ビデオフェスティバル(TVF)は、“誰もが参加できる市民ビデオ映像の祭典”をコンセプトに、ビデオソフト制作の活性化と視聴機会の拡大による映像文化向上への貢献を目指し、1978年以来、当社が毎年開催している国際的な市民ビデオ映像祭です。これまでTVFに寄せられた作品は、世界90の国と地域から4万本を超え、個人の生活の中での出来事や対象への好奇心や感動、社会的な動きに対する個人の意見や主張など、常に時代や生活を反映し、ビデオ映像の可能性を広げてきました。
ブロードバンドやIT 技術が進化する中で、独自の役割を果たし始めている個人メディアとしてのビデオは、テレビや映画などのマスメディアとは異なり、自分のことや家族のことなどをプライベートな表現から個人の目線で時代の変化や社会の事象を捉えたメッセージまで、その多様性を具体的に表現しています。
こうした中、TVFは、作品性や芸術性の高さや技術力の優劣を競うコンテストではなく、それぞれの作者の思いが込められた作品によって、多くの人と人とが語り合い、社会と人とを結びつける新しい力として定着していくことを目指して活動しています。
このような活動による映像文化向上への寄与が評価され、昨年TVFは(社)企業メセナ協議会よりメセナ大賞部門「映像開拓賞」を受賞しました。
<作品募集に合わせた「TVF2006」の主な活動>
・「TVF セミナー」を全国主要都市の約20ヵ所で実施予定
ビデオクラブを中心としたビデオファンや地域の参加者に対して、創作のヒントや表現技術の向上を目的に、入賞作品の上映とTVF 審査委員による作品解説や作品制作ノウハウの指導、助言を行なうコミュニケーション活動として「TVF セミナー」を展開します。また、新商品3CCDハードディスクムービー“エブリオ”をセミナー内で紹介します。
・「映像教育実践セミナー」の開催
教育現場や学校では、コミュニケーション能力や表現力の向上を目的として映像メディアを活用する取り組みが始まっています。そこで、視聴覚・情報教育に携わる方々を対象に「映像教育実践セミナー」を実施します。
・地域コミュニティの活性化を応援
自然保護や環境破壊の問題、伝統文化の継承などその土地ならではの地域コミュニティの活性化を目指す活動に対応し、全国各地の映像祭やインターネット放送局をはじめCATV局まで幅広く連携した活動を推進していきます。
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<「TVF2005」発表・表彰式記念撮影>
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※:このページの内容は、報道発表日時点の情報です。その後、内容に変更が生じる可能性があります。
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この件に対するお問い合わせ先
日本ビクター(株) 広報室 電話番号03-3289-2813
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