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平素は弊社Victor “InterLink”製品をご愛用いただきまして誠にありがとうございます。

標記の件、2004年2月17日(米国時間) に発見されました。
このウイルスは危険性の評価が高いため、早急にウイルス定義ファイルを更新し、ローカルドライブのスキャンを行うなどの対策をしてください。

このウイルスは、システムのプロセスに常駐し、自身を添付したメールを送信する大量メール送信型のワームです。
このワームは、感染したコンピュータのTCPポート8866にバックドアを仕掛け、不正リモートユーザからの接続を待機します。電子メールの送信に独自のSMTPエンジンを利用し、次の.HTM/.HTML/.TXT/.WAB拡張子を持つファイルからアドレスを取得したIDナンバーを用いて、ワームの作者とコンタクトする機能を備えています。
なお、このワームは、コンピュータのローカルタイムをチェックします。コンピュータのローカルタイムが2004年2月25日よりも後の場合、ワームは感染活動を行いません。

現在報告されている概要は、下記のようになります。
ウイルスの特徴
1. 種別 : ワーム
2. 感染サイズ : 11,264 バイト
3. 別名 :
W32.Alua@mm、Win32/Bagle.B.Worm [Computer Associates]、Bagle.B [F-Secure]、
W32/Bagle.b@MM [McAfee]、W32/Bagle.B@mm [Norman]、WORM_BAGLE.B [Trend Mirco]、
W32/Bagle.B.worm [Panda]、W32/Tanx-A [Sophos]
4. 差出人 : <詐称されています>
5. メール件名 : ID <ランダムな文字>... Thanks
6. 添付ファイル : <ランダムな文字>.exe

対処方法
Norton AntiVirus 等のウイルス対策ソフトを常駐させ、ウイルス定義ファイルを更新した最新版で、ドライブのスキャンを行なってください。またコンピューターウイルスは日々、新種のウイルスや亜種が出現しますので、ウイルス定義ファイルは常に最新版のものを使用し監視してください。

本ウイルスに関する対処方法や既に感染してしまった場合の駆除方法などの詳細情報は下記ホームページをご参照ください。

株式会社 シマンテック


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