TOPICS

平素は弊社Victor "InterLink"製品をご愛用いただきまして誠にありがとうございます。
標記の件、新種のウイルスが、2004年1月26日(米国時間) に発見されました。
このウイルスは危険性の評価が高いため、早急にウイルス定義ファイルを更新し、ローカルドライブのスキャンなどの対策を行ってください。

このウイルスは、システムのプロセスに常駐し、自身を添付したメールを送信するワーム活動を行います。またバックドアの機能も備えています。現段階で、新種の大量メール送信型のワームで報告されているものは、添付ファイルの拡張子が ".exe"、".pif"、".scr"、あるいは".zip"です。

現在報告されている概要は、下記のようになります。
ウイルスの特徴
1. 種別 : ワーム
2. 感染サイズ : 22,528 バイト
3. メール件名 : 次のものが現在確認されています。
test/hi/hello/Mail Delivery System/Mail Transaction Failed/Server Report/Status/Error
4. 添付ファイル : 次のものが現在確認されています。
document/readme/doc/text/file/data/test/message/body
5. 「W32.Novarg.A@mm」が実行されると次のファイルを作成します。
%System%フォルダに"shimgapi.dll"を作成します。
%temp%フォルダに"Message"を作成します。このファイルは、ランダムな文字で書かれており、Notepadで表示させることができます。
%System%フォルダに"taskmon.exe"を作成します。もともと存在した"taskmon.exe"は削除され、ワームのコピーによって置き換えられます。

対処方法
Norton AntiVirus 等のウイルス対策ソフトを常駐させ、ウイルス定義ファイルを更新した最新版で、ドライブのスキャンを行なってください。またコンピューターウイルスは日々、新種のウイルスや亜種が出現しますので、ウイルス定義ファイルは常に最新版のものを使用し監視してください。
本ウイルスに関する対処方法や既に感染してしまった場合の駆除方法などの詳細情報は下記ホームページをご参照ください。

株式会社 シマンテック


(c)Copyright 2003 VICTOR COMPANY OF JAPAN, LIMITED All Rights Reserved.