祭りの臨場感

音の記録にも注意を払う

人混みの中でお祭りを撮影しているときに気を配ることは、近くの人の会話を拾わないようにすること。映像は、力強いお神輿のシーンなのに、同時に記録されているのが、近くにいた人の「暑いわね、もう帰ろうか、疲れちゃったよ」なんて音声では、どんなに迫力ある映像でも魅力半減です。そんな撮影を避けるためにも、被写体に近づいて撮ることがとても大切です。
また、様々なシーンを撮るために、短い映像を撮っていると音声がブツブツと切れてしまいます。そこで、音声を活かすための長めのカットを撮影しておきましょう。編集では、この長めのカットに、様々なアップショットをインサートすることで、自然な音声のまま変化のある映像を楽しむことができます。


●ココを撮る

・ロングショットで音声を重視
 した長めのカットを撮る
 (数カットを撮っておく)
・被写体に近づきワイド側で、
 音声重視の長めのカットを
 撮る(数カットを撮っておく)

撮影のポイント『外部マイクで現場音を撮る』
ビデオ映像の臨場感を高めるために、音声はとても重要です。ビデオカメラに搭載されたマイクでも、現場のきれいな音声を記録できますが、より高音質で迫力ある音を収録したいという人は、ビデオアクセサリーの外部マイクを購入して使用することをお勧めします。マニュアル撮影や様々な操作をするときの操作音が、雑音として記録されるのも防ぐことができます。
外部マイクは、インタビュー時にも効力を発揮します。カメラマンの質問と、それに応える相手の音量が、バランスよく記録できます。


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