●新郎新婦入場 披露宴会場入り口にスポットライトが当たり、いよいよ新郎新婦の入場です。カメラは三脚にセットして高砂正面に配置。入場した2人が出席者のテーブルの間を歩む様子から、高砂で着席するところまでを撮影します。

●主賓祝辞 主賓の祝辞の撮影では、祝辞を述べている方だけを撮影したのでは、単調になってしまいます。新郎新婦の姿も一緒にフレームに収めるように撮影するなど、工夫するといいでしょう。

●ケーキ入刀 撮影位置のポイントは、新婦を手前にして２人の表情が良くわかること。ワイドショットの時に２人といっしょにウエディングケーキが写ること。ケーキに入刀したときに、ケーキとナイフを持つ２人の手元が写ることの３点です。この位置からならば、入刀直前からケーキ入刀の手元アップ、そして微笑む２人のワイドショットと、ポイントを抑えた完璧な撮影が可能です。

●乾杯 乾杯の音頭をとる方が祝辞を述べるシーンから撮影を開始し、「乾杯」とグラスを持ち上げた次の瞬間、新郎新婦の2人にカメラを向け、2人のグラスが重なり合うシーンまで撮影。あるいは、乾杯の音頭をとる方と新郎新婦をひとつのフレームに収める方法もあります。

お色直しの退席中に出席者を撮ろう

新郎新婦にとって思い出深い映像にするために重要なのが、出席者からのコメント収集。色紙にメッセージを書いてもらうのと同じように、ビデオカメラに向かって一人ずつお祝いのメッセージを述べてもらうといいでしょう。