「自分史ビデオ」は目的に合わせて作る

なぜつくるのか、その目的をはっきりさせることから始めましょう。そうすることで、何を取り上げるのかが見えてきます。

まずはチャートで記憶の整理してみましょう
あなたが「自分史ビデオ」をつくる目的がわかりますよ。

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どんな作品にするかストーリーを考えよう

つくる目的が決まったら、次はストーリーづくりに入ります。5つの目的を3つの作品タイプに分類しました。どんな作品に仕上がるのか、それぞれストーリーの例を紹介するので参考にしてみてください。

半生記 残す 振り返る けじめ
成長段階で区切り、構成していきます。それぞれの段階で必ず出来事を入れるのではなく、思い出深いことだけ取り上げます。また、取り上げた出来事の中でも扱いに強弱をつけて変化を持たせましょう。
ストーリーの例
誕生→幼児期→小学生→中学生→高校生→大学→就職→社会人(20代)→結婚→子供の誕生→社会人(30代)→子育て→家の購入→社会人(40代)→社会人(50代)→近親者の不幸→定年→現在、など。

体験記 残す 伝える
自分の中で忘れ得ない体験について詳細に作品化していきます。当時を自分で検証しながら構成を組み立てます。ひとつの事について深く掘り下げるので、映像で見せるための素材を多く集めましょう。
ストーリーの例(闘病体験)
身体の異変→医師から病名の提示→家族の様子→仕事の処理→入院準備→治療→入院生活→お見舞い→手術→家族への思い→様態の急変→心境の変化→リハビリ→退院→仕事へ復帰→闘病体験のまとめ、など。

自由記 伝える 振り返る たどる
思いつくまま、自由に記録してまとめましょう。自由といっても、取り上げた題材について、自分の考えなどをしっかり盛り込むことが大切です。自分は、どう思ったか、対応はどうしたかを加えましょう。
ストーリーの例
還暦を迎えて→孫とのこと→自分と祖父→父と祖父→生まれ故郷→父の思い出→母の思い出→妻と歩んだ歳月→海外生活→家の新築→大地震→娘の結婚→定年→ビデオ三昧の日々→今の目標、など。

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