卒園・卒業式は、“思い出”を中心に撮影しよう

撮影シーン
式典では父兄は決められた席に着くことが多く、思い通りの撮影はなかなかできないものです。そこで、式の撮影は雰囲気が伝わる映像を中心に記録。校長先生の話の内容ではなく、式典でどんなことがあったのかがわかるように撮りましょう。
式典
・ 校舎、校庭の全体像。
・ プログラムや卒園(卒業)式と書かれた看板。
・ 入場シーン。  ←表情が撮れるチャンス!
・ 校歌、合唱。
・ 卒業証書授与。 ←表情が撮れるチャンス!
・ 退場シーン。  ←表情が撮れるチャンス!
教室
・ クラスメイトとわが子の様子。
・ 先生を囲んでの花束贈呈。
その他
・ 校庭などでの、緊張のとけたわが子の表情。
・ 帰宅後に卒業した感想と4月からの抱負をインタビュー。
撮影のポイント
(1) 卒業生はクラスメートと一緒に行動します。その様子を、望遠側で、少し離れた場所から意識させずに撮りましょう。
(2) 思い出の染みついている遊具や運動具、色あせた下駄箱の名札なども撮影するのを忘れずに。
(3) 卒業式のメイン撮影は、舞台に上がって卒業証書を受け取るシーン。舞台の下で順番待ちの姿から撮影しましょう。
(4) 担任の先生のお話をしっかり撮っておきましょう。言葉の一言一言が巣立っていくいく生徒への暖かいメッセージになっているからです。
(5) 子供たちや先生の涙のシーンを撮り逃さないためにも、テープやバッテリーの確認を忘れずに。

会員の皆さんの撮っておいて良かったシーンはこれ!
「クラスメイトと一緒のところをたくさん撮ってあげました」 菊地修一さん(栃木県宇都宮市・09A11182)

卒園式は、できるだけクラスメイトと一緒のところを撮影しました。薄れて、あるいは消えてしまうかもしれない友達の記憶を残したくて。息子が大人になったとき、この映像を「僕の宝物だ」と喜んでくれると信じています。
「娘が喜んだシーンは入学式での家族の様子でした」 槇島由昭さん(千葉県東金市・12A11620)

娘が喜んだシーンは、式典での家族の様子。母や弟が式の最中に何をしていたのか興味があるらしく、映像を見ながら話がはずんだのを憶えています。そういえば2歳の弟がお姉ちゃんの名前を呼ぶハプニングもありましたね。

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