これから虫眼鏡で火をおこすから、章吾はしっかりビデオカメラで撮影しろよ。学校で習ったろうけど、光の輪が一番小さくなるように調節するんだ。新聞紙の黒いところに光を当てると、ホラもう煙が立ち始めた。身の回りのいろいろなものに光を当てて、どれくらいで穴が開くか実験するんだったな。ビデオカメラで撮影しながら、液晶モニターにタイムコードを表示させれば、穴が開くまでの時間もわかる。とにかく、持ってきたペットボトル、枯れ葉や段ボール、いろいろなもので試してみような。そうだ、もうすぐお昼だから、バーベキューの火をこの虫眼鏡でつけてみようか!?
「この新聞紙にうまく光を当てるんだぞ。
おっもう煙が出てきた」
「今度は枯れ葉でやってみよう。
紙と違って難しい? あっ煙だ!」
「ほら、枯れ葉にも穴があいちゃった。
お日さまってすごいんだね」
虫メガネを扱いながら撮影するのは、一人では難しい。この実験は、お母さんなど大人と一緒に作業するのがベスト。ビデオカメラは三脚にセットして撮影するアングルを固定しましょう。
・黒、白、緑など色によって焦げる時間が異なるかを調べる。
・タイムカウンターを表示して、実験開始から焦げるまでの
時間を計る。
・紙以外にも様々な身の回りの素材を試してみる。
・必ず、バケツを用意して水を確保しておく。
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